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Illustrator(イラレ)で画像をトレースする方法!手順やコツを紹介

Illustrator(イラレ)で画像をトレースする方法!手順やコツを紹介

Adobe Illustrator(イラレ)を使って画像をトレースする方法を紹介します。実際の画像トレースの手順を画像付きで解説するほか、画像トレースの意味や概要、細かく調整する方法やより綺麗に仕上げる方法もあわせて解説しているので、Illustratorの操作でお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

Illustrator(イラレ)は、Adobe社が提供しているデザインソフトの名称です。また「トレース」とは写真や絵などをなぞって、複製したり新しいデータとして描き起こしたりすることを指します。したがって、「イラレで画像をトレースする」というのは、Illustrator上で画像データを編集し、ベクター形式と呼ばれる新しいデータへと変換することを指します。また、「画像トレース」と表記する場合は、Illustratorの機能名そのものを指している場合もあります。

このベクター形式のデータは、JPEGやPNGなどをはじめとしたラスタライズ形式のデータと異なり、どれだけ拡大や縮小を行っても画質が劣化しない特徴があります。写真や手書きの素材、画質の悪い画像などからトレースしてベクターデータとして保管しておくことで、その後さまざまなデザインデータに自由に転用しやすくなります。

早速、Illustratorを使った画像トレースの手順を見ていきましょう。画像付きで紹介しているので、これから実際に操作される方は順を追って確認してみてください。

※お手持ちのIllustratorのバージョンにより、画面の表示や機能の名称などが異なる場合がございますので予めご了承ください。
※本記事で紹介している画面は「Illustrator v28.6」のものです。

まずはトレース元となる画像を用意して、Illustratorのアートボードに取り込みます。画像データをフォルダからドラッグするなどして配置するか、メニューの「ファイル」>「配置」から該当のデータを選択して取り込みましょう。

【Illustratorの操作画面】画像データを配置する。

取り込んだ画像を選択した状態で、メニューの「オブジェクト」>「画像トレース」>「作成」の順に選択します。なお、Illustratorの画面上部にあるコントロールパネルにも「画像トレース」のボタンがあり、同じ操作が行えます。

【Illustratorの操作画面】画像トレースを選択し実行する。

画像のサイズや容量とお使いのパソコンの環境などによっては「この大きさの画像にトレースを実行すると、時間がかかる可能性があります。続行しますか?」という警告が表示される場合がありますが、問題なければそのまま実行します。

【Illustratorの操作画面】画像トレース時に警告が出た時の画面。

トレースが完了したら、メニューから「オブジェクト」>「画像トレース」>「拡張」の順に選択し、パスに変換します。なお、この「拡張」の操作もコントロールパネルにボタンがついているので、そちらを押すだけでも簡単に実行できます。

【Illustratorの操作画面】画像トレース後に「拡張」を行いパス化する画面。

これでパス化は完了しましたが、このままの状態ではパスが多くなりデータが重くなりがちです。思うように作業がしにくい可能性もあるため、パスを単純化しておきましょう。メニューの「オブジェクト」>「パス」>「単純化」を選択して、単純化の設定パネルを開きます。

【Illustratorの操作画面】パスの単純化の設定パネルを開く。

開いたパネルで「プレビュー」にチェックを入れ、項目を調整してパスを単純化しましょう。

ここまで紹介した手順は、画像トレースの基本的な操作方法になります。操作工程はいくつかあるものの、基本的にはIllustrator側で自動処理されるので簡単に行うことができます。一方で、より高精度なトレースを行いたい場合や理想に近づけたい場合は、以下の方法を試してみるとよいでしょう。

画像トレースを行う際に「画像トレースパネル」というツールを使うことで、トレース結果を好みに合わせて細かく調整することができます。「画像トレースパネル」は、上部のメニューから「ウィンドウ」>「画像トレース」を選択して開くことができます。

【Illustratorの操作画面】画像トレースの設定パネルを開く。

開いたパネルの各項目を変更することで、より理想に近い形でトレースが行えます。「詳細」をクリックすると、「パス」や「コーナー」、「ノイズ」などをさらに細かく設定できます。これらは、先に紹介した基本の手順においては自動で処理されている部分であり、こだわるほど難しい工程でもあります。

【Illustratorの操作画面】画像トレースパネルの項目。

ポイントとして、パネル下部の「プレビュー」にチェックを入れておくと、トレース結果を確認しながら編集を行うことができます。これにより、各項目の内容がよく分からない場合でも視覚的に調整をすることができるでしょう。

【Illustratorの操作画面】画像トレースパネルでプレビューにチェックを入れる。

調整ができたら、上部のメニューから「表示」>「アウトライン」を選んでトレースが綺麗な状態でできているかを確認しましょう。トレース結果を適応するには、「プレビュー」のチェックを外したうえで、「トレース」のボタンを押します。

【Illustratorの操作画面】アウトラインを確認しトレースに問題無いかをチェックする。

画像のトレースプリセットを使う

画像トレースパネルには、あらかじめ備わっているプリセットがあります。パネルの上部に並んでいる各種アイコンがこれに該当し、これらを選ぶだけで以下のような効果を得ることができます。

【Illustratorの操作画面】画像トレースパネルのトレースプリセットの解説

Illustratorの操作に慣れている方や時間のある方は、「ペンツール」を使ってトレースを行うのもおすすめです。丁寧に行えば「画像トレース」機能よりも正確に、理想に近い形でトレースを仕上げることもできます。

「ペンツール」は、Illustrator上で直線や曲線などの線を自由に引くためのツールです。これを使用して、アートボードに配置した画像を上から直接なぞるように線を引き、図形にしていきます。手作業で進めるため、ある程度の操作の知識や時間が必要になります。また、トレースしたい画像が複雑になるほど難しくなるため、シンプルな図形やロゴなどに向いています。

【Illustratorの操作画面】ペンツールを使ってトレースをする方法

画像トレースは、手順や編集方法を覚えておくことで画像やロゴをより扱いやすいデータに変えることができます。デザイン会社などではトレースを代理で行ってくれるところもありますが、その分費用も発生するので、自分でできるようになっておけばコストも削減できます。

今回ご紹介した内容を参考に、画像やロゴなど自分でトレースができそうなものから挑戦してみてください。

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